大学生が就職準備のために、インターンシップ制度を利用して就業経験を積むように、日本語学校で日本語教師の仕事を丸ごと体験。実際にどのような経験をするのか、実習生の一日をご紹介します!
【上級クラスで実習中(3日目)】
8:30実習ノートを受け取る前日提出の実習ノートを受け取りに指導教官のところへ。今日も私の考察にコメントがぎっしり。書き直した教案も先生に提出する。
8:45朝のミーティングに参加先生方の朝のミーティング。学生への伝達事項をしっかり聞かないと。どんな話し方をしたら学生にうまく伝わるかな。
9:30授業見学中 ~語彙・文法~上級では「独り善がり」「金字塔」なんて難しい言葉も習うんだ!前回実習した初級の学生がこんなに上手になっていくなんて感動!先生の質問にも結構適確に答えている。
10:30休み時間休み時間はとてもにぎやか。私も廊下で学生達のおしゃべりの和に加わる。アルバイトしている人は大変だと思うけど、よく勉強しているなぁ。
11:30授業見学中 ~読解・文法~後半の授業は読解。高校時代の読解は淡々と進んでいたけど、KCPの授業は発言が多い。どうしたらこんな活発に進められるのだろう。説明と質問の投げかけでテンポよく進んでいく。
13:30お昼休み学生とラウンジで楽しくおしゃべりしながら、食事終了。でもクラスの先生はまだ学生対応に追われている。
13:45授業後の業務体験 ~添削~宿題の添削を任された。正誤の判断がとても難しい。また、こうして添削してみて、学生が間違えやすいところもわかる。先生はその原因を考えてみてくださいと言う。う~ん、何だろう。
14:00先生と授業を振り返る今日の授業について、先生からフィードバック。先生の話を聞いていると、教師の一つ一つの行動には、すべて意味があるのだと納得。
15:00実習ノートに記録実習ノートを記録して、提出。最後に書き直した教案についての指導。いよいよあさってが本番だから、今日の教案でOKが出ないと、明日練習が出来ない。
16:00受講生と模擬授業教壇実習中の受講生同士で授業の練習。どうしても説明が多く、一方的な講義調になりがち。受講生仲間の指摘を生かして更にいいものにしなければ。