こんにちは。
今年の東京、桜の満開が早かったですね。
少し前までは、桜といえば「入学式」のイメージでしたが
昨今は「卒業式」の花になりつつあるのでしょうか。
さて、
KCP日本語教師養成講座では、月に1度授業の感想や
ご自身の勉強への取り組みなどを
受講生の皆様に記事としてまとめていただいています。
これから日本語教師を目指したい!!と思っていらっしゃる方には
貴重な体験談。今回は3人の方の記事を掲載いたします。
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あっという間に、養成講座もほぼ最後の月となってしまいました。
印象に残った授業は、文法や発音など、日本語についての理論講座全般です。
普段当たり前に使っている日本語ですが、様々な角度から分析した理論を学ぶと、自然に身についていた言葉がいかに合理的な働きをしていたものだったのか、という驚きと発見が色々あり、改めて言葉のおもしろさ、というものを感じました。
中でも最近終わった、オンラインでの「日本語の音声」の授業は興味深い内容で、とてもおもしろく、3回では足りない、もっともっと知りたいと強く思った講座でした。どんな質問にもわかりやすく答えてくださる先生のキャラクターも楽しく、内容は難しいものでしたが、合点がいったときの爽快感は他の授業では味わえないものでした。
プライベートとの両立の工夫に関してですが、とにかく夫の家事協力なしにはやってこられませんでした。夫は昔から家事育児に非常に協力的な人だったのですが、コロナ禍で在宅勤務になったこともあり、かなりの割合で家事を分担してくれているので、特に子どもたちを学校に送り出したらすぐに自分もKCPに向けて出発しなくてはいけないバタバタな朝など、本当に助かっています。教壇実習のときなどは、夕方疲れて帰ってきたら、家族で夕食を用意してくれていました。家族の協力に感謝です。
プライベートとの両立の工夫について、もう一つ。これは自分に課している日課なのですが、養成講座の課題やテストなどで忙しいときも、なるべく毎日オンライン英会話を受講するようにしています。自分が生徒の立場で自分の母国語でない英語を勉強することで、日本語学習者の気持ちに近づけるかな、という気もしています。
残りわずかな養成講座ですが、学んだことを無駄にしないように、身に浸透させて、最後まで頑張りたいと思います。
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オンライン授業は思っていたよりも受けやすいなと思いました。
まず「登校の時間がかからない」ということで、自宅で受講できるため、移動時間が不要になったことが一番良い点だと思います。
ほかにも常にパソコンに向かっているので、授業中に少しわからないことがあっても抵抗なくブラウザで調べ物をすることができるのは利点だと思います。
授業では、チャット機能を使うことで先生に質問するハードルが下がってはいるもののまだ使いこなせていませんがこれからは活用していきたいと思います。
オンライン授業はそこそこ長い時間パソコンに向かっていなければならないので、目の疲れや頭痛が起きることもあり、ブルーライトも心配ですし、正直集中力が落ちてくる時もあります。各自授業を聞きつつ体を動かしながら、能率を上げる方法もあると思いますが、一部の学校では通常より授業時間を短縮しているようです。ご検討頂けたらどうかなと思います。
それから、ネット環境によっては接続が不安定になってしまうなど、オンラインならではの悩みがあります。ここは5Gが実用化されるまでは仕方ないことで、その都度柔軟に対応していきたいと思います。
慣れない環境下ですが、先生も私たち受講生も試行錯誤を重ねて協力していくものであると認識しています。先生や他の受講生と直接交流したり、教室内・外の雰囲気を味わいながら学習することができず少し残念でもあります。
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初級の指導法演習が再開しました。
ベテランT先生の模擬授業は、いつ見ても素晴らしいです。
語彙コントロールの神様です。
私も受講の回数を重ねていくにつれ、なんとなくコツがわかってきたような気がしますがまだまだ修行が足りません。残りの授業の回数でなんとか自分のものにできるように精進していきたいものです。
私は養成講座に授業の他に韓国の二つの大学の韓国語の授業をオンラインで受けていて、それ以外にも韓国語能力試験(JLPTのようなもの)対策の授業を受けています。
ここでの先生方の教授法は導入の仕方、学習者への発話の促し方など今の私にとって韓国語以外にも勉強になることがたくさんあり、とても役に立っています。
一つの大学は土曜日の午前中に3時間、もう一つの大学は平日の午前の月、水、金の午前のクラスの2時間受けていましたが、3月から指導法演習の授業が再開するにあたって平日に受けていた授業は一旦、お休みして、土曜日の大学の授業のみに受講することにしました。平日に受けていた大学の授業は難易度が高いがゆえに発表も多く、その発表の内容が日本語で考えるのでさえ難しい環境問題や科学についての内容を韓国語で発表しなければならないので、かなりの労力と時間を費やします。さらに上の級になってくると、今まで簡単な言葉で表現していたものを難しい言葉に置き換えて表現しなくてはなりません。そのためには日本語の語彙力も必要になってきます。
韓国語能力試験のTOPIK(JLPTのような韓国語の検定試験)にも記述式の問題が出るのですが、ここでも日頃の日本語の語彙力や表現力がないと韓国語で表すことも難しいです。ですから日頃から、日本語の語彙力の向上させるために努力しないといけませんね。
コロナのおかげ?で、今まで通学でないと勉強できなかったものや、現地まで留学しなければ習えなかったものが、こうしてオンラインで授業を受けることができるようになって、自分のスケジュールに合わせて両立させることができるので、この状況を生かして、残りの養成講座の授業も頑張って行きたいです。
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