教壇実習、真っ最中!です。


KCP日本語教師養成講座。
その母体はKCP地球市民日本語学校といいます。
先日、七夕をイメージさせる素敵な飾りを日本語学校の学生が作ってくれました。
さて、そんな留学生の正規クラスに5日間連続で入り、最終日には「授業」を行う
教壇実習が始まりました。
4月からの2か月半、勉強してきたことを実践する場!
準備に余念がありません。



さあ、授業!
今日は出席を取らせてもらいました。
タブレットで名前を確認しながら学生の顔を覚えます。

こちらのクラスでは、教壇に立って音読のリードを任されました。


少し緊張しましたが、学生も大きな声で応えてくれました!

カタカナディクテーションってご存じですか。
教師が単語を読んで、学生はそれをカタカナで書き取る。
外国人にとってはこれがなかなか難しい!!
こちらの実習生はディクテーションの発音にチャレンジ。
正しく、分かりやすく、落ち着いて・・

一つずつ「できた!」という経験を重ねながら
本物の日本語教師へと成長して行きます。

◆KCP日本語教師養成講座
 420時間少人数実践コースでは7月期生を募集中です!
 講座を特別価格で受講できるお得な「KCPサポーターキャンペーン」を実施中!!
 是非この機会に夢への一歩を踏み出してください!!
 開講は6月25日を予定しています。
 メールで直接お問い合わせください。
 説明会も随時開催中です。yosei@kcp.ac.jp◆

#日本語教師 #教壇実習 #日本語教師養成講座 #420時間 #日本語教師になる  

2カ月が過ぎ、紫陽花の季節に


6月になりました。東京の梅雨入りはまだですが、
KCPの近くの公園では紫陽花が季節の移ろいを教えてくれています。

4月に開講した420時間少人数実践コースでは、受講生が模擬授業の演習に取り組んでいます。
授業のスタートから2カ月が過ぎ、学ぶこと、教えることの楽しさ、大変さを同時に感じているのではないでしょうか。

今日は受講生に2か月間の感想をまとめてもらいました。
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日本語教師養成講座 5月を振り返って

 養成講座もあっという間に2ヶ月が終わりました。5月は、指導法演習(模擬授業)が週2・3回あり、その度に教案を書かなくてはならなかったので、正直な気持ちとしてはとても大変でした。指導法演習の授業のために、何時間もかけて教案を作成するのですが、まだまだ未熟なゆえ、指導すべきポイントを見失いがちな教案になってしまい、自分の至らなさに落胆するばかりでした。しかし指導教諭からとても的確なアドバイスや、どういう観点で授業作りをしていけば良いのかという方向性を示していただけたので、すごく濃密で有意義な時間を過ごすことができました。学習者の立場で教案(指導内容)を考えること、文法(文型)の理解をしっかりしておくこと、またその具体的な使用場面でのコミュニケーションを考えるなど様々な観点を指導していただきました。そして、それを踏まえて新出文法を導入できるかできないかで、学習者の活動が意味あるのもになるのかということにも繋がるというアドバイスをいただきました。もっと日本語文法について知識を深めていかなければならないと痛感させられました。6月には教壇実習もあるので、指導法演習で学んだことを少しでも現場で生かしていきたいです。
 社会言語学や第二言語取得理論についても並行して講座がありました。社会言語学については、個人的な興味からもっと深く研究してみたいなと思っています。特に印象的だったのは、「高コンテクスト文化」と「低コンテクスト文化」です。日本語教育の世界では常識かもしれませんが、「高コンテクスト」とは、実際に言葉として表現された内容よりも、言外の意味を察して理解するコミュニケーションの取り方で、言わば「空気を読む」言語文化のことです。まさに日本語です。「低コンテクスト」の代表はドイツ語です。日本語は意味を教えるだけでは足りなくて、相手に敬意を払っていますよとか、丁寧体で心理的距離を表していますよとか、言葉に含みがある場合も多く、他の言語よりも言葉の機能や場面も一緒に教える必要があるのだと気付かされました。
 第二言語習得理論では、様々な理論を教えていただきましたが、特に誤用分析について考えさせられました。学習者の誤用はなぜ起こるのかという分析を学ぶことによって指導のあり方を見直すきっかけにもなりそうだなと思っています。また大学生の頃に英語教育の授業でクラッシェンのモニターモデルについて学んでいたことを思い出して、懐かしい気持ちにもなりました。当時の指導教諭も「情意フィルターをいかに下げるか」について語っていました。またロングのインターアクション仮説についても言及していて、コミュニケーションの「やり取り」の大切さについて力説されていたことが思い出され、当時は英語教師を目指し、今は日本語教師を目指している状況を重ね合わせて感慨深い気持ちになりました。
 6月11日から教壇実習がはじまるのがとても楽しみです。指導法演習は大変でしたけど、実際に学生さんと触れ合えることが楽しみですし、授業も大変でしょうけど精一杯できる限り力を尽くしていきたいです。

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修了式を終えて

先週修了式を終えたばかりの
修了生の感想です。
教師になるにあたっての
前向きな決意。
これから日本語教師を目指そうと思っている皆様への
メッセージです。

<修了式を終えて> Y.K

2020年10月から始まった420時間の教師養成講座も、ついに修了式を迎えました。
ただ修了証書を受け取るだけだと思っていたのに、お世話になった先生方や養成事務局の方にご参列いただいた、厳かな雰囲気の式典で、びっくりしました。そしてそれは単なるカルチャーセンター的な講座ではなく、ちゃんとしっかりした講座だったことの証のように思えました。
 先生方の餞のお言葉にもあったように、「成長し続ける教師」というこの講座のモットーは、この先教育に携わろうとしている人間の責務であり、常に学び、成長していかないと、それは自分が教えることになる生徒にも失礼にあたる、ということを、自分が学生だったときのことを思い出して、納得しました。そういえば自分が学生の頃、よく研修会などにベテランの先生方でも出られていた記憶がありますが、あれはブラッシュアップされていたのだな、とか、自分が当たり前に受けていた授業にも、実は大変な事前準備がされていたのだな、とか、自分が教える立場の勉強を始めて改めて、日本語教育に限らず、「教育」「教師」というものの大変さ、ありがたさに気づきました。ベテランの先生方でも、今でも授業の前は緊張され、常に反省されている、とおっしゃっていたのが驚きでしたが、現状に甘んずることのないその謙虚な姿勢に感銘を受け、これからも学びを止めないようにしようと心に誓いました。
コロナの影響で、本来であれば初級から始まるはずのところが、中・上級の内容から始まったり、途中急遽オンライン授業に変わったり、最後の初級の教壇実習も初級演習講座終了からしばらく間があいてしまったり、当初の予定の6か月を超えて行われた講座でしたが、留学生のための通常授業が大変な中、私たちの講座にも色々気を遣っていただいて、無事に修了することができ、先生方、養成事務局スタッフの皆様には、感謝の気持ちでいっぱいです。
 模擬面接や進学指導、生活指導なども含めた授業以外の学生への対応や、また急にオンライン授業、ハイブリッド授業など試行錯誤しながら新しいことを取り入れ、学生たちの学びを何とか止めないように頑張っておられた先生方の姿を近くで見られたのも、良い勉強になりました。
講義というものを受けたのは、大学を卒業して以来かなり久しぶりだったので、日々新しいことを学んでいくのはとても新鮮でした。また専業主婦という普段の生活の中で、自分の意見、考えを、家族や友人以外の他の人たちの前で発言できる場はなかなかないので、授業で色々な意見を交わせたのも久しぶりの経験で楽しかったし、言いたいことをわかりやすく伝える、という教師としての基本的な技術も磨いていかなければいけないな、と強く思った日々でした。
ここで学んだことを生かして、日本語を学ぶ方々のお手伝いができればいいなと思います。


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ついに!修了式を迎えました。

半年から1年の間、
課題にも負けず、コロナにも負けず
420時間少人数実践コースで学ばれた皆さんが
修了式を迎えました。

修了生の皆さんの晴れやかな笑顔を見ていると
お1人お1人のエピソードが思い出され
KCPで得た経験の一つ一つが
これからの教師としての道への
道しるべとなることを
祈るばかりです。




修了にあたってのスピーチは
皆さん堂々としたもの。
模擬授業や教壇実習で人前で話す訓練を重ねてきた賜物ですね。

KCP日本語教師養成講座の目標は
「学び続ける教師」の育成。
これからは同じ教師の立場に立って共に前に進んでいきましょう。
そして、いつでも日本語教師養成講座に来てくださいね。
ここは皆さんの母校ですから。
皆さま 420時間少人数実践コース修了 おめでとうございました!!

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あっという間、だけど充実した1か月。4月入学生の感想!

ゴールデンウイークも終わり、
4月に「420時間少人数実践コース」に入学された受講生にとっての
最初の1か月が過ぎました。
今日は、その感想をまとめていただきました。
これから日本語教師を目指す皆さんへのメッセージです。

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日本語教師養成講座の1ヶ月を振り返って
          日本語教師養成講座 YY

 4月からKCP 学園にて、日本語教師養成講座の受講を始めて1ヶ月が経ちました。この1ヶ月は本当にあっという間に過ぎってしまったというのが正直な感想です。
 3月まで公立中学校の教員をしていましたが、海外にルーツがある生徒と学校生活を過ごすことが多くありました。その中でそのような生徒は、日本の生活、社会、学校になかなか馴染んでいくことが難しい場面がたくさんあり、その大きな要因として「日本語の壁」があるということでした。本来母国では優秀な成績をとっていた生徒も、日本ではなかなか授業についていけない状態が多く、彼らの心中を考えると何か手立てはなかったのかと思うことも多々ありました。もちろん教育委員会で日本語指導をする人を派遣していますが、実際のところ、学校生活全般を通しての支援はなかなか難しいことも多くありました。そこで日本語を母語としない人たちへの日本語教育の勉強をして、そのような人たちの役に立てればと思い、3月に卒業生を出したタイミングで思い切って教職をやめ、この4月から日本語教師養成講座を受講しはじめました。
 養成講座は、日本語文法からスタートしました。普段何気無く使っている日本語がこんなにいろいろな文法や意味があることに衝撃を受け、日本語についてまるで無知だったことに気付かされました。日本語文法は多岐に渡るので覚えるのが大変ですが、ここでしっかり身につけておけば、教壇に立つときにすごく役に立つと思うので、前向きな気持ちで取り組んでいきたいです。また日本人として日本語をもっと丁寧に使えるようになりたいと、少しですが意識も変わりました。
 指導法演習では実際に教壇に立って教えていく方法を学んでいくので、とても楽しく受講させてもらっています。日本語を直接法で教えていく難しさはありますが、さまざまな指導法に触れ、それを授業中の活動にどのように組み込んでいけば有効的に学習者が目標まで到達できるのかを考えることは、私にとってとてもやりがいのあることで、それが教師の仕事の楽しさに繋がっていくと思います。学習者の授業に対する満足度はその学習者の日本語習得にも如実に現れると思うので、今幅広く勉強することで自分の引き出しを増やしていきたいです。
 また4月28日には端午の節句にちなんだ行事も催されました。日本の伝統文化を伝えることも日本語教師の大切な役割の一つなのだと改めて感じました。感染症対策をしながら行事をすることはとても大変だと思いますが、学生たちに少しでも端午の節句の行事を体験的に触れさせたいという、学生に対する先生方の思いも感じることができました。登竜門をイメージした龍をモチーフに学生が龍の鱗に自分自身の夢を書き、夢が叶うことを願いました。また登竜門は鯉の滝登りとも言われ、鯉錦の風習の元になっているので、鯉のぼりを実際に見せて説明していました。6Fのホールには5月人形や菖蒲が置かれ、端午の節句にまつわる話を学生が興味深く聞き、人形の写真を撮るなど学生がそれぞれに日本文化に触れている様子が見受けられました。また初級のクラスでは桃太郎を取り扱っているので桃太郎の日本人形を置いたり、先生方が桃太郎の仲間の犬、猿、キジをされていたのには学生も大喜びで写メを楽しそうにとっていました。その後クラス対抗のアトラクションで鬼を倒した数を競い合うゲームも学生は楽しそうに参加していて、授業以外で見せる様々な表情を見られたのはとても良かったです。様々な学生の様子が見られる行事に今後も参加できればと思います。


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KCPは本物の「教壇実習」を提供

昨年の10月に「420時間少人数実践コース」に入学した受講生の
締めくくりの舞台、2回目の教壇実習が始まりました。

5日間の間、本物の留学生のクラスで過ごし、
最終日には学生たちに「授業」をします。

授業は教える側にとっても、教えられる側にとっても
真剣勝負の時。

この日のために半年間の学びがあったと言ってもよいかもしれません。
自分の授業に耳を傾けてもらうためには
念入りな授業準備が必要なだけでなく
学生との信頼関係を築く努力も大切
空き教室を利用して、授業の趣味レーションを繰り返し、

休み時間には積極的に学生に話しかけます

新型コロナウイルス感染の収束が見えない中
共に学んだ同期生にどれだけ励まされてきたか

KCPの教壇実習は
資格を取るためだけの作り物ではありません。
教師として学生と心を通わせるための本物の訓練の場です。

◆KCP日本語教師養成講座
 420時間少人数実践コースでは7月期生を募集中です!
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 開講は6月25日を予定しています。
 また、4月26日開講、「模擬授業実践ラボ・初級12回」の受講生も募集します。
 実践に特化したコースとなっています。
 検定試験には合格したけれど教壇に立つのは少し不安といった方にピッタリの
 内容です。
 どちらのコースもメールで直接お問い合わせください。
 説明会も開催中です。yosei@kcp.ac.jp◆

#日本語教師 #教壇実習 #日本語教師養成講座 #420時間 #日本語教師になる

4月期生始動、クラス見学に入る。

4月から新しい受講生を迎えて
420時間少人数実践コースがスタートしました。
月の初めは「文法 初級」をみっちりと対面座学で学びました。

さて、今日はクラス見学に入る日です。
朝、担当の先生にご挨拶をします。
日本語学校のクラスってどんな感じなのでしょうか。
ちょっとドキドキします。


留学生に囲まれて、一緒に授業を受け
日本語学校の雰囲気を全身で感じ取ります。

一つでも多く情報をキャッチしその場でノートに書き取ります。

アッという間の時間でしたが、
半年後には今度は自分が留学生たちに教える立場になるんだという
自覚が芽生えました。

クラス見学に入った後は、本日のフィードバック。
見学前に想像していた「日本語の授業」との違いはあったか。
あるとしたら、どんなことか。
驚いたこと、発見したこと、疑問に思ったことなどの気づきをまとめ
今後の学びに活かします。

◆KCP日本語教師養成講座
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日本語を教える。教壇実習

5日間連続して行われる教壇実習も最終日。
今日のメインテーマは
授業時間の50分を使って
学生に「受身」の文法を伝え、使えるように練習させること!
教案は何度も書き直し、練習も重ねてきましたが
朝、授業前にもう一度確認。

さあ、本番開始。教壇に立つと緊張します。
ひとことめは、学生たちの顔を見ながら、大きくゆっくりと!

少し落ち着いてきました。学生の反応、表情も見えるようになってきました。

学生にとって、初めは難しく感じる「受身」の文法をわかりやすく伝えたい!


自分の説明が伝わっているのか、会話練習をする学生の間を回ります。

あっという間の50分でしたが、今日の実習で次への課題が見えてきました。
忘れぬうちに、ノートにまとめ、未来の自分への道筋を残します。

教えることの難しさ、楽しさの両方を経験できるのがKCPの教壇実習です。

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2回目の教壇実習、スタート

KCP日本語教師養成講座の
420時間少人数実践コースの最大の魅力は
母体である日本語学校の実際のクラスで
5日間の教壇実習を2回行うことができること!
文法項目を実際に「学生に教える」ことが集大成となりますが
本物の授業を通して教師と学生のやり取りをじっくり聴講し、
分かりやすい授業へのヒントを集めることが出来るのもKCPだからこそ。
一言も聞き逃すまいと書き込んだノートは
教師として独り立ちした時の最強の相棒となります。


コース修了を控えた受講生たちの2回目の教壇実習がスタートしました。
まずは、学生たちとコミュニケーションをとることが大事。
休み時間は積極的に話をします。

今日はタブレットを使って出席を取りました。
学生の名前を正しく発音するのも教師の大切な仕事。
緊張します。

5日間という限られた時間の中で最大限、いろいろなことを吸収してください。

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 また、4月26日開講、「模擬授業実践ラボ・初級12回」の受講生も募集します。
 実践に特化したコースとなっています。
 検定試験には合格したけれど教壇に立つのは少し不安といった方にピッタリの
 内容です。
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受講生からのメッセージ

こんにちは。
今年の東京、桜の満開が早かったですね。

少し前までは、桜といえば「入学式」のイメージでしたが
昨今は「卒業式」の花になりつつあるのでしょうか。

さて、
KCP日本語教師養成講座では、月に1度授業の感想や
ご自身の勉強への取り組みなどを
受講生の皆様に記事としてまとめていただいています。

これから日本語教師を目指したい!!と思っていらっしゃる方には
貴重な体験談。今回は3人の方の記事を掲載いたします。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

あっという間に、養成講座もほぼ最後の月となってしまいました。

印象に残った授業は、文法や発音など、日本語についての理論講座全般です。
普段当たり前に使っている日本語ですが、様々な角度から分析した理論を学ぶと、自然に身についていた言葉がいかに合理的な働きをしていたものだったのか、という驚きと発見が色々あり、改めて言葉のおもしろさ、というものを感じました。
中でも最近終わった、オンラインでの「日本語の音声」の授業は興味深い内容で、とてもおもしろく、3回では足りない、もっともっと知りたいと強く思った講座でした。どんな質問にもわかりやすく答えてくださる先生のキャラクターも楽しく、内容は難しいものでしたが、合点がいったときの爽快感は他の授業では味わえないものでした。

プライベートとの両立の工夫に関してですが、とにかく夫の家事協力なしにはやってこられませんでした。夫は昔から家事育児に非常に協力的な人だったのですが、コロナ禍で在宅勤務になったこともあり、かなりの割合で家事を分担してくれているので、特に子どもたちを学校に送り出したらすぐに自分もKCPに向けて出発しなくてはいけないバタバタな朝など、本当に助かっています。教壇実習のときなどは、夕方疲れて帰ってきたら、家族で夕食を用意してくれていました。家族の協力に感謝です。
プライベートとの両立の工夫について、もう一つ。これは自分に課している日課なのですが、養成講座の課題やテストなどで忙しいときも、なるべく毎日オンライン英会話を受講するようにしています。自分が生徒の立場で自分の母国語でない英語を勉強することで、日本語学習者の気持ちに近づけるかな、という気もしています。

残りわずかな養成講座ですが、学んだことを無駄にしないように、身に浸透させて、最後まで頑張りたいと思います。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

オンライン授業は思っていたよりも受けやすいなと思いました。
まず「登校の時間がかからない」ということで、自宅で受講できるため、移動時間が不要になったことが一番良い点だと思います。
ほかにも常にパソコンに向かっているので、授業中に少しわからないことがあっても抵抗なくブラウザで調べ物をすることができるのは利点だと思います。

授業では、チャット機能を使うことで先生に質問するハードルが下がってはいるもののまだ使いこなせていませんがこれからは活用していきたいと思います。

オンライン授業はそこそこ長い時間パソコンに向かっていなければならないので、目の疲れや頭痛が起きることもあり、ブルーライトも心配ですし、正直集中力が落ちてくる時もあります。各自授業を聞きつつ体を動かしながら、能率を上げる方法もあると思いますが、一部の学校では通常より授業時間を短縮しているようです。ご検討頂けたらどうかなと思います。

それから、ネット環境によっては接続が不安定になってしまうなど、オンラインならではの悩みがあります。ここは5Gが実用化されるまでは仕方ないことで、その都度柔軟に対応していきたいと思います。

慣れない環境下ですが、先生も私たち受講生も試行錯誤を重ねて協力していくものであると認識しています。先生や他の受講生と直接交流したり、教室内・外の雰囲気を味わいながら学習することができず少し残念でもあります。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

初級の指導法演習が再開しました。
ベテランT先生の模擬授業は、いつ見ても素晴らしいです。
語彙コントロールの神様です。
私も受講の回数を重ねていくにつれ、なんとなくコツがわかってきたような気がしますがまだまだ修行が足りません。残りの授業の回数でなんとか自分のものにできるように精進していきたいものです。
 私は養成講座に授業の他に韓国の二つの大学の韓国語の授業をオンラインで受けていて、それ以外にも韓国語能力試験(JLPTのようなもの)対策の授業を受けています。
ここでの先生方の教授法は導入の仕方、学習者への発話の促し方など今の私にとって韓国語以外にも勉強になることがたくさんあり、とても役に立っています。
一つの大学は土曜日の午前中に3時間、もう一つの大学は平日の午前の月、水、金の午前のクラスの2時間受けていましたが、3月から指導法演習の授業が再開するにあたって平日に受けていた授業は一旦、お休みして、土曜日の大学の授業のみに受講することにしました。平日に受けていた大学の授業は難易度が高いがゆえに発表も多く、その発表の内容が日本語で考えるのでさえ難しい環境問題や科学についての内容を韓国語で発表しなければならないので、かなりの労力と時間を費やします。さらに上の級になってくると、今まで簡単な言葉で表現していたものを難しい言葉に置き換えて表現しなくてはなりません。そのためには日本語の語彙力も必要になってきます。
韓国語能力試験のTOPIK(JLPTのような韓国語の検定試験)にも記述式の問題が出るのですが、ここでも日頃の日本語の語彙力や表現力がないと韓国語で表すことも難しいです。ですから日頃から、日本語の語彙力の向上させるために努力しないといけませんね。
コロナのおかげ?で、今まで通学でないと勉強できなかったものや、現地まで留学しなければ習えなかったものが、こうしてオンラインで授業を受けることができるようになって、自分のスケジュールに合わせて両立させることができるので、この状況を生かして、残りの養成講座の授業も頑張って行きたいです。

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